【企画】大学生のみなさんに送る、あなたにあった「農業」診断!

企画

こんにちは!

このたび、Wefarmの企画として大学生向けの「農業診断」を作りました。

もしよかったら、トライしてみてください。

今までとは違った関わり方が見つかるかもしれません…!

さて、あなたにはどんな関わり方が見つかったでしょうか…?

それぞれの項目について、簡単ですが説明をしていきます。

農業体験


農業体験は、例えば収穫など、農作業を体験できるプログラムです。

プログラムになっていることから、農作業初心者の方でもお気軽に参加できるメリットがあります。

自治体(地域)が主催しているもの、企業が主催しているもの、農家さんが主催しているもの、農業サークルが主催しているものなど、様々あります。

インターネットで調べると色々と見つかるので、興味のあるものに参加してみるのがよいと思います。

参考ですが、以下はWeFarmで10月に農業体験を実施したときの記事です。よかったらご覧になってください。

縁農(援農)


縁農(援農)は、農家さんのお手伝いにいくことです。

農繁期の作業や、農家さんだけでは大変な作業をお手伝いします。

農作業をする中で、農家さんや他の参加者の方ともお話ができるので、楽しいですし、農業についての知見も深まります。

ただ、農業体験に比べ、やや初心者には大変な場合もあります。どのような作業をするのかを確認してから、臨みましょう。

縁農をするには、募集を探すこと、農家さんとつながりを持つことや、縁農をしている団体さんや農業サークルに所属するなどの方法が考えられます。

WeFarmで昨年11月に縁農イベントをした際の画像です。このときはなすの片付けをしています。

貸し農園(家庭菜園)


貸し農園は、自分で農地を借りて、そこでイチから計画して野菜を育てるものです。

「一国一城の主」として農園を運営してみたい方に、オススメです。

自治体が事業として農地を貸し出している場合もありますし、企業が貸し出しているものもあります。

もう少しライトなものとして、植える作物や育て方を農家の方に指定していただきながら栽培を進める「体験農園」というものもあります。

農繁期のアルバイト


農繁期に人手が足りなくなる場合、農家さんがアルバイトを募集していることがあります。

農作業をある程度経験したことがあって、少し長めの期間で農業に参加できる場合、アルバイトも考えてみてはいかがでしょうか。

ところによっては、住み込みで受け入れている農家さんもあります。

探す方法としては、農家さんや自治体の募集を探すことや、一般的にアルバイトを探すようなサイトを利用すること、農家さんと働きたい人をマッチングするようなサイトやアプリを利用することが考えられます。

農業研修やインターン(国内)


農業研修や農業インターンは、比較的長期で、農家さんのもとで指導を受けながら働いたり、農業についての勉強をすることです。場合によっては、有給のところもあります。

内容は、プログラムになっているものから、農家さんとのやり取りで決めるものなど、さまざまあります。また、実施主体も、自治体(地域)が主催しているもの、企業が主催しているもの、農家さんが主催しているものなど、様々です。

どのくらいの時間が取れるのか、どこでどのようなことを学びたいのかを考えながら、調べてみるとよいと思います。

海外農業研修や海外ボランティア


海外での研修やボランティアには、憧れとともに不安も大きいと思います。

実施主体としては、海外農業研修を行っている団体や公的な事業を実施している主体などがあります。また、海外ボランティアを派遣している団体の活動の中で、農業関連のボランティアがあることもあります。

海外研修に行くには、準備が大変になります。ビザや健康診断が必要になることもありますし、費用、治安や言語などを考慮しながら行き先を考える必要があります。

なので、情報収集がとても大事です。

海外農業研修を行っている団体や公的な事業を実施している主体、海外ボランティアを派遣している団体などに、まず説明を聞きに行ってみましょう。

観光(農泊を含む)


いつもの旅行に、少し農業要素を足してみてはいかが?

ちょっと旅行会社風に言ってみましたが、観光を通しても農業に触れることができます。

一番よく知られているのは、観光農園かもしれません。いちご狩りやブルーベリー狩りなどです。新鮮でおいしいフルーツや野菜が楽しめます。

泊まりでしたら、世界農業遺産や日本農業遺産、「美しい日本のむら景観百選」などの地域に行ってみるのはいかがでしょう。農業と生活が調和した美しい景色が見ることができます。

「田んぼアート」など、農家さんが作っている農業の面白い景色を見るのもよいかもしれません。

また、「農泊」もおすすめです。農泊とは、農村に泊まりながら、宿泊、食事、体験プログラム等を通して地域の生活やその良さを知ることができるものです。農家民宿に泊まらせていただくこともできるかもしれません。

現在新型コロナウイルスが流行している状況では若干難しいかもしれませんが、例えば近くのところに行ってみることや、新型コロナウイルスの流行が収まったあかつきには、行ってみたい農村での農泊などをぜひ楽しんでみてください。

就農フェアなどへの参加


就農を考えている方、興味がある方は、就農フェアに参加してみてはいかがでしょう。都内で、大規模に実施しているものもあります。地域の農家さんが出展している場合は、気軽にお話や相談することもできます。

移住を考えているのでしたら、「ふるさと回帰センター」などで情報収集してみるのもおすすめです。

就農フェアなどへの参加を通じて、就農に関する耳よりな情報を聞けたり、新しい地域の魅力に気付けたりするかもしれません。

就農を今は考えていない方でも、参加してみると新しい発見があると思います。

農業関連イベントへの参加


農業関連のイベントは、色々なものがあります。

大きな場所で農業機械を展示していたり、色々な情報が得られるイベントもあれば、小さな場所で農業について考えたりするイベントもあります。

実質主体としては、地域が行っているものもありますし、企業が行っているもの、農業サークルが行っているものなどがあります。色々と検索してみると面白いと思います。

単発のイベントであれば、自分の都合で参加できるので、ぜひ色々なイベントに足を運んでみてはいかがでしょう。

そこで行きたいところ、やってみたいことがあれば、他の農業との関わり方に移っていってもよいと思います。

農業をテーマに学習


大学などで農業関連の専攻をしたり、研究室に所属したりしている人は多いかもしれません。そのような学習もありますし、農業関連の本を読んだり、地域の統計を見てみるのも学習といえると思います。

現場を一歩引いてみてみたり、栽培方法について見直したり、地域の強みなどを見直す意味でも、本や資料などからの学習は役に立ちます。そういう意味では、普段たくさん農業に行っている人でも、たまに本などを読んでみると新たな発見ができると思います。

また、普段農業について主に座学で学んでいる人は、軽いものからでも農場にいったりイベントに参加してみると新たな発見があると思います。

八百屋さんなどでのアルバイト


よく食料については、「川上から川下へ」ということを言いますが、生産の現場は食べ物の流れの中では「川上」にあたります。

「農業」というと、農場などの生産の現場がイメージされるかもしれませんが、農場で収穫された食べ物が食卓へ来る流れの中で、関わっている人たちもたくさんいます。

運送をしている人や卸売市場で働いている人、あとは八百屋さんなど小売業をしている人がいて、食べ物は食卓に届きます。

その流れを体感するために、卸売市場や、八百屋さんなどでアルバイトしてみるのも新たな発見があると思います。消費者(お客さん)を知ることも、農業の一貫と思います。

WeFarmで行っているマルシェの様子です。

農業ベンチャーやメディアでのインターン


生産の場以外でも農業との関わりはあるとしましたが、八百屋さんのような接客以外でも、例えば農家さんの役に立つような事業をする企業や、農業の実態を伝えるメディアで働くことも、農業との関わりと言えると思います。

農業サークルやコミュニティ


診断には載っていないのですが、最後に農業サークルやコミュニティについてご紹介します。サークルやコミュニティは、継続的に活動したい方や仲間づくりをしたい方におすすめです。

活動内容も様々で、上に挙げた関わり方の複数を行っていることも多いです。例えば、WeFarmでは、縁農やマルシェ、農業体験など幅広い活動をしています。

また、参加者について、農業サークルは大学にある場合もありますし、大学を超えて学生が集まっているものも、社会人の方が参加されているものもあります。例えば、WeFarmでは、様々な大学の学生や社会人の方、農家の方などが幅広く参加されています。

どのような活動をしてみたいか、どのような人たちと交流したいかを考えながら、ご自分にあったサークルやコミュニティを探してみるとよいと思います。

おわりに


さて、農業への関わり方診断と、それぞれの説明をしてきました。

診断では1つのところに行くようになっていますが、自分が選んだところ以外のものも見てみて、関わりの可能性を考えてみていただいても楽しいと思います。

また、ここでは紹介しきれなかった関わり方もあります。

農業との新たな関わり方についての発見を見つけていただけたら、幸いです。